HAT神戸ハーフマラソン

01レース前日まで
休止期間再開後の初レース。そして24/25シーズン目標「フルマラソン2時間40分切り」を掲げ、まずは11月の神戸マラソンに向けて取り組むことに。
このレースの目的は「再開後の現状を知ること」。「3:50/kmで走れるところまで走って耐える」をレースプランに考えていた。
しかし、レース3週間前に体調を崩し、数日間練習をストップ。その後、急ピッチで体力を戻そうとするも、レース数日前に諸事情で再び3日間ストップ。調整練習もできず、心身共に不完全な状態で、レースを迎えた。
02レース当日
そんな不安に追い打ちをかけるように、当日の気温は28℃。立っているだけでも息苦しい蒸し暑さ。さらに海沿いの風もあり、体感的には往復とも向かい風に感じる、相性の悪いコンディションだった。
往復4kmを5周する周回コースでレースが始まる。
1周目…最初の1kmを3分29秒で通過。想定より速く入ってしまい、呼吸が荒れる。2kmの途中で給水するが、明らかに水分が足りていない。普段なら3~4km地点で一度呼吸が落ち着くが、この日は息苦しさが増すばかり。
2周目…ペースを落とさず走り続けるが、苦しさが蓄積されていく。「脚も呼吸もハーフまで持たへんかも。」と考え始める。
3周目…1周ごとに1度の給水。この周回で水分を取り損ねる。精神的にもダメージを受け、すでに頭がボワっとした熱中症のような状態。そして徐々に脚も痙攣し始めていた。直前練習ができていなかったこと、当日の高温多湿が大きく響いていた。
4周目…痙攣が出る中、しばらくペースを落として走る。そして13km過ぎ、ふくらはぎが攣る。
「このまま走り続けても靴や脚をすり減らすだけ。脚を引きずって走り切るメリットより無理してボロボロになるデメリットの方が大きい。このレースでは無理するべきではない。」
やむを得ずDNFを決断。再開後初のレースはこれまでに考えたこともなかったDNFで終了した。
03レース後総括

人生初のDNF。情けなさも感じていたが、当時の決断自体は賢明だったと考えている。レースに入り込み過ぎてしまうと冷静な判断が難しくなってしまう中で、レースの立ち位置や目的を踏まえて敢えて「止める勇気」を持てたことが良かった。脚が攣った原因は、コンディション調整、暑さへの対応力や水分不足など複数考えられるが、「フォーム」が大きく影響していたのではないかと考えた。攣ったのは左ふくらはぎ。地面を思い切り蹴り上げるようなフォーム。そして練習では心拍が上がり切るようなメニューが中心で、フォームを意識したジョグをあまりしていなかった。「マラソンは脚が持つかが勝負」。いかに正しいフォームで省エネで前に進めるかが、フルマラソン攻略の鍵になることを再実感した。しかし、このレースのポジティブな側面を見ると、脚が攣る13,4km地点までは3:50/kmを切るペースで走れていたこと。暑さで呼吸も身体もきつかったが、ペースそのものには比較的余裕を持って走ることができた。このスピード面の余裕をさらにレベルアップさせて11月のレースを迎えたい。
DNFという不甲斐ない結果に終わったが、収穫も多くあったレースとなった。
